2018年8月29日水曜日

(281)沖縄・八重山諸島の無人島、カヤマ島での星まつり

 
 沖縄・八重山諸島の無人島「カヤマ島」(八重山郡竹富町)で7月に
行われた「無人島カヤマ島七夕星まつり」に参加した。カヤマ島を運営
する「美花グループ」の企画で、日本旅のペンクラブ会員仲間の沖縄
在住の写真家、大塚勝久さんらにお世話いただき、参加できた。


 石垣島から25分で小浜島へ渡り、そこからチャーター船に乗り換え
て15分でカヤマ島に着いた。島の標高19メートル、周囲は2・5キ
ロ。野生のウサギが多く、展望台からは360度の真っ青な海と空がま
ぶしい。

「七夕星まつり」は150人を募集、日本旅のペンクラブメンバーも
約30人が参加した。久しぶりのテント生活、夜はバーベキューとビール
で無人島の一夜を満喫する。催しのメインは、ライブと天体説明会だった。
夏川りみさん、オオザカレンヂKeisukeさん、水中カメラマンであり、
シンガーソングライターの高野弘さん(旅ペンクラブ会員)の出演で、
満天の夜空にその歌声を届けた。
 
 島内の電気を消し、石垣島天文台の宮地竹史・前所長が、星空の名解説
を披露してくれた。八重山では88の星座のうち、なんと84座が見られ
るとのことだった。今回、見事な「天の川」を最高のロケーションで鑑賞
した。

 翌日は島の周辺を歩いたが、海の美しさとは逆に、余りにも多くのペット
ボトルが漂着していた。世界的な問題になっているプラスチック使用禁止と
いう動きに注目していきたい。

 それにしても、素晴らしい星空に感動したが、実は私が住んでいる大阪・
枚方市は、天の川の伝説の地である。京阪電車・枚方市駅のすぐ近くに「天
の川」が流れており、隣接の交野市には、織姫神社もある。しかし、市街
地は、さまざまな照明が明るく、八重山諸島のような満天の星空は見えない。
 
 私は、今年は星空に縁があり、7月中旬には大分のレゾネイト クラブ久住
 ホテルの露天風呂で、8月中旬には広島の加計で、天の川を見ている。また、
毎年、訪問するパプアニューギニアのソワム村では、手を延ばせば届きそう
な星空の素晴らしさを味わっている。     (会員・堀内義章)
 
写真は ①カヤマ島に上陸した筆者 ②夜を待ちながらライブを楽しむ参加者
     ③旅ペンクラブ会員・高野さんのライブ ⑤あまりに美しい八重山の海
 



 
 

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