冬の味覚は、カニとフグ…。「お魚・・オットトー!」ちょっと待ってもらいましょう。クエを忘れちゃ、いませんか。和歌山県の海岸の町、日高町では、1981(昭和56)年から“クエのまち”として、大々的にPRを始めました。
巨大魚のクエは、一口にいいますと、綺麗な白身に脂がのっているのに、あっさりとして上品な味です。お造り、寿司ネタ、天ぷら、皮は湯引き、と何でもできますが、やっぱり鍋料理は逸品でしょう。
味噌鍋…じゃなかった、手前味噌な話ですが、私は日高町の役場職員時代に、クエを「町の宝」として売り出しました。2002(平成14)年に定年退職して、クエを食えるペンションを始めてしまいました。今年、初入荷の天然物のクエは、鍋なら40人前の大物でした。和歌山県でただ一人の日本旅のペンクラブ会員ですが、クエは万人に食べてもらいましょう。 (会員 湯川泰嗣)
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