7年前、40数年住み慣れた横浜から実家のある福井の田舎に居を移した。
昨年暮れに、村の古老から里山を活性化する組合長を頼まれた。
幼い頃、一人で里山の奥に入れば天狗と大蛇に出会うかもしれない不安と恐怖心に包まれた神秘の山であった。
そして、少年の頃、仲間とともに、この里山を駆け巡り、神社の倉庫にあるお祭りの道具や幟(のぼり)に使う長いロープを持ち出して、雑木を切り、櫓を組み上げチャンバラごっこをやっていた。怒った大人達はすでにいない。
そんな里山だ。
ここに道を切り拓くことを任されたのだ
30年後には素晴らしい森「大森」にしよう
汗をかこう、この地の美酒をいただき
大森町木材生産組合長 という旅人は
(会員 片岡一郎)
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