2017年3月24日金曜日

(116)近江八幡市の「ヴォーリズ建築めぐり」

 滋賀県の「びわこビジターズビューロー」から、春の観光情報が届きました。その中か

ら、いくつかを紹介します。まずは、近江八幡市の「ヴォーリズ建築めぐり」です。

 米国人のウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964年)は、日本名を一柳米来留

(ひとつやなぎ・めれる)と名乗りました。明治38年に近江八幡の滋賀県立商業学校

(現八幡商業高校)の英語教師になり、41年には京都三条YMCAの一室に建築設計事

務所を開きます。全国を舞台に約1600もの建築に携わりました。大正9年には、メンソ

レータム(現メンターム)の輸入販売も始めました。

 近江八幡市には、ヴォーリズ記念館をはじめ、ゆかりの建物が10棟以上あります。

この春の建築めぐりでは、ヴォーリズ建築の第1号のアンドリュース記念館と、米国・コ

ロニアルスタイルのウォーターハウス記念館が4月15日から5月7日まで特別公開

されます。       (会員 井上年央)




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