国際線の機内サービスと聞いて、まず浮かぶのは機内食ではないでしょうか?
各航空
会社はそのホームページに写真入りで美味しそうな機内食をアピールしています。また
テレビ等でも何回も取り上げられているので、ここではCAしか知らないお客様の目の
前に機内食が出てくるまでを書きたいと思います。
機内食はまずCAや一流シェフが加わった機内食担当チームが試行錯誤を繰り返し、
提供する内容が決められます。シェフが監修のもとオーダーを受けた各航空会社の機内
食専門調理会社が、機内で温められた際にちょうど良い状態になるよう考え調理しま
す。そして徹底的に品質管理され、機内に搭載されます。
エコノミークラスの場合、カートと呼ばれる保管用ワゴンの中に通常28枚
のトレイ
がセットされています。ギャレーと呼ばれる飛行機の台所担当のCAは地上でのブリー
フィ
ングで知らされている搭乗者数と搭載されている機内食の数が合っていることを確
認しなくては
なりません。飛行機は一度飛び立つと簡単に追加できないからです。
経費の面からも多めに乗っていると言う事はまずなく、伝えられていた人数よりも搭
乗者が多くなった場合は追加のケイタリングがあります。ます搭乗者数とミールナン
バーを間違えないように確認する、機内食サービス
の大切な第一歩です。
(会員 松下仁美)
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