滋賀県の「びわこビジターズビューロー」から、春の観光情報が届きました。その中か
ら、いくつかを紹介します。まずは、近江八幡市の「ヴォーリズ建築めぐり」です。
米国人のウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964年)は、日本名を一柳米来留
(ひとつやなぎ・めれる)と名乗りました。明治38年に近江八幡の滋賀県立商業学校
(現八幡商業高校)の英語教師になり、41年には京都三条YMCAの一室に建築設計事
務所を開きます。全国を舞台に約1600もの建築に携わりました。大正9年には、メンソ
レータム(現メンターム)の輸入販売も始めました。
近江八幡市には、ヴォーリズ記念館をはじめ、ゆかりの建物が10棟以上あります。
この春の建築めぐりでは、ヴォーリズ建築の第1号のアンドリュース記念館と、米国・コ
ロニアルスタイルのウォーターハウス記念館が4月15日から5月7日まで特別公開
されます。 (会員 井上年央)
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