東洋のガラパゴスー小笠原諸島(下)
小笠原に上陸して2日目は私が一番楽しみにしていた海ツアー。
1日100名しか上陸できない南島へ、いざ!
ここは多様な植生に加え海鳥やウミガメの産卵地であるため、
上陸時にはさまざまなルールがあります。
そして、南島への往復の海域でクジラに遭遇!!!
この時期の小笠原は、ザトウクジラが交尾・出産・子育てをする海域で、
母子クジラのブローも間近で見ることができました!
これには感動で言葉を失いました。
この一瞬のために、ここまで来る甲斐があったというものです。
小笠原の魅力は、海と山の両方の魅力に加え、
村の人たちの温かな歓迎にもあります。
船が出向するときには、村の人たちが太鼓を打ち鳴らし、手を振り、
湾を出るまで何艘もの漁船が追いかけてきてくれることが習慣となっています。
「いってらっしゃ〜い」「また来いよ〜!」
「ありがとう〜!また来るよ〜!」
この別れのシーンに、またこの島に帰って来よう…
そう思える場所が、小笠原なのです。 (会員 なかむらのり子)
0 件のコメント:
コメントを投稿