2017年1月28日土曜日

(78)日本文化を世界に発信する「切り絵画家:久保修氏」


 日本旅のペンクラブの会員で切り絵画家・久保修氏が、このたびフィラデルフィア日米協会から「最高芸術賞」を授賞しました。2009年度文化庁「文化交流使」に指名を受けニューヨークを拠点に切り絵を通して、各地でワ-クショップを行ってきました。また米国に限らずスペイン、イラン、ロシア、キューバなど、切り絵を通じて日本文化を広げています。

 山口県美祢市出身の久保氏は、大阪で切り絵画家として活動を続け、私もその時に知りあって既に40年を超します。東京に進出、郵政省の記念切手や年賀状にも採用され、国内外でも日本を紹介ました。
 
 彼の目指すところは、切り絵の枠のとらわれず、切り絵と思われない絵画の世界を目指し、昨年の7月の東京・伊勢丹新宿本店の個展で、ほぼ実現に近づけました。
 
 今年の個展は、45日~11日:阪急梅田、75日~11日:伊勢丹新宿店、101117日:岡山高島屋、111521日:仙台三越。切り絵を通じて、日本の心を堪能下さい。
                             (会員 堀内義章)




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