2017年3月11日土曜日

(105)座間味弾丸ツアー(その3)慶良間ブルー


 宜野湾から西へ30マイル 。この海域は3月~4月クジラウォッチングのシーズン。セルゲ
 
夫妻がこの前クジラに出会ったシーンを携帯画面で見せてくれた。48フィートのヨット
 
に迫り、大ジャンプするザトウクジラ。ぶつかれば大破しそうな勢い。今回、姿を表して
 
くれるか、水平線まで拡がる慶良間ブルーの海面に期待を寄せながらセーリング。 白い砂
 
浜が眩しいチービシ岩礁を左手に眺めて進むと、眼前には慶良間の島々が迫ってくる。昨
 
年夏の座間味レースから8か月ぶりの再会。チービシでのスノーケリングを思い出す。そこ
 
は魚の楽園、色鮮やかな熱帯魚と珊瑚に囲まれ、まるで竜宮城だった。気分も完全に慶良
 
間ブルーに染まっていく。 (会員 岡本 健)
 
 

 

2017年3月10日金曜日

(104)座間味弾丸ツアー(その2)セーリング


 真夏に近い陽射しに包まれ、透き通ったコバルトブルーの海を針路は方位280度へ。

目指すは世界が恋する座間味島。20メートル近いマストにメインセールを上げる。オー
 
ナーお手製の電動ドリルを改造したウィンチが活躍。メインシートを引き、風とセールが
 
一体化した瞬間、ギアチェンジしたように加速。さらにヘッドセールを展開、天空に張っ
 
た真っ白な二枚の帆は、私たちを別世界へ導いてくれる。ヒューヒューと風を切る音、ザ
 
ブンザブンと波を砕いていく音だけが耳に響く。日々のストレスは一気に吹き飛び、海と
 
空と風に包まれ、自然児になれる世界へ。   (会員 岡本健)
 


 

 

(103)座間味ツアー(その1)宜野湾へ


 春は近い、しかし大阪湾の海風は冷たくセーリングには少し早い。我慢できず、セ―リ
 
ング仲間6人で土曜日朝一のピーチで関空から沖縄へ向かう。満席、一時間半のフライ
 
ト。タラップを降りた瞬間、そこは5月ゴールデンウィークの明るい陽射しと青空が待っ
 
ていた。
 
 長袖シャツ1枚でも腕まくりしてしまう。先ずは腹ごしらえ、空港食堂で冷えた
 
ビールとソーキそばを注文。ジューシーな肉とコシのある麺は鉄壁だ。ジャンボタクシー
 
に乗り、30分で宜野湾ヨットハーバーに到着。目指すは48フィートのセーリングルー
 
ザー。ロシア人オーナー夫妻が陽に焼けたいつもの笑顔で出迎え、準備して待っていてく
 
れていた。乗船して荷物を置く間もなく、もやいを解き、出航。春真っ盛りの潮風と太陽
 
光に包まれ、心も体も弾む。     (会員 岡本健)
 


 

 

2017年3月8日水曜日

(102)京都ガイド 池田能久の「京の桜の美しさ10選」③


 

嵐山に咲き乱れる櫻の花々

 


三寒四温とはよく言ったもので、いよいよ春だなと思ったら真冬に戻るこの気候。風邪
 
は召さぬよう 日々摂生下さいませ。さて 桜も三度目のご紹介となりました。有名処 
 
知られていない処と、交互にご紹介しようと考えています。今日は 誰しもがご存知 
 
そうです京都は嵯峨 嵐山の桜のご紹介をすることに 決めました。
 

嵯峨は平安期 貴族たちの狩猟の地であり、リゾート地でもあった場所。多くの歌が詠
 
まれたところでもあります。清水寺に次いで京都の二番目に観光に来られる人が多い観
 
光地であり、その名誉に恥じない四季の素晴らしい景観を我々に惜しげもなく与えてく
 
れる処なのです。多くの人で賑わう 大堰川をはさんで繰り広げられる桜の花の乱舞の
 
美しさの凄さを、皆様に堪能していただけると良いのですが。

                       (会員 池田能久)
 


 

 

2017年3月7日火曜日

(101)京都ガイド 池田能久の「京の桜の美しさ10選」②


    本満寺に咲く枝垂れ桜

 京都の桜も ソロソロつぼみがほころびかけ、三寒四温後の 春の到来を今か今かと
 
待っているという 日々が続きます。朝晩の冷え込みはまだまだ厳しいとはいえ、梅は終
 
わりに近づき 春はもうそこまで来たいます。

 今日は あまり皆様がご存知ない 今出川は室町通りを上がる200m東側に 位置する
 
本卍の華麗な しだれ桜のご紹介です。京都御所の 近衛邸跡の池に美しいしだれ桜より
 
も断然美しい、京都の一番の美しいしだれ桜を お送りします。地面まで届くように ま
 
た大きな傘のごとく咲き誇るここ 本満寺の桜を見てください。3月の末を待たずに、見
 
事に 満開となります。みなさん見逃すことの無いように、お願いします。

                       (会員 池田能久)
 
 


 

2017年3月3日金曜日

(100)野嶋美鈴のサンフランシスコ便り④=終わり


野嶋美鈴のサンフランシスコ便り④

  お天気のいい朝にユニオンスクエアの前から㊳番のバスに乗りおよそ30分位走ったとこ
 
ろが終点、サンフランシスコの西の果てに到着。「太平洋‼」を実感できる絶景ポイントで
 
ある。ここにポツンと一軒の古いレストランがあり、アメリカらしい朝食が食べられる。
 
太平洋を見ながらの朝食。ここでもまた時間を忘れてしまう。

 市内に戻りフェリービルディングマーケットプレイスを散策。かつてはフェリー乗り場
 
だった場所も今ではサンフランシスコのランドマークとしてオシャレなレストランや
 
ショップが軒を連ねている。歩いているだけでも楽しくなる。

 サンフランシスコは小さな都市ではあるが、たくさんの魅力が詰まっていて何度もあし
 
を運んでしまいます。是非お出かけになってみて下さい。 ・・・完

                          (会員 野嶋美鈴)

 

写真① サンフランシスコ最西端の海

写真② 古い一軒家レストラン

写真③ アメリカンブレックファースト

写真④ フェリービルディングマーケットプレイス

写真⑤ 色とりどりの野菜や果物

写真⑥ 焼きたての香り漂うパン屋さん


                         






 

2017年3月1日水曜日

(99)野嶋美鈴のサンフランシスコ便り③


 サンフランシスコから車で1時間半程走ると、のどかな丘陵地帯にぶどう畑が広がり
 
「ナパバレー」の看板が見えてくる。大小合わせて400以上のワイナリーがあり、世界中の
 
ワイン好きな人達で賑わっている。

 いくつかのワイナリーを巡り、カリフォルニアワインに舌づつみを打つ。ワイン好きに
 
は至福のひとときである。運が良ければナパ名物「ワイントレイン」を見る事ができる。

 そして、ワインカントリーの中でも是非立ち寄ってみたい小さな街がある。ヨウントビ
 
ルである。オシャレなレストランやショップが建ち並び、とても可愛らしい素敵な街を散
 
策してみたいものである。       (会員 野嶋美鈴)

 
写真① ナパバレーの看板

写真② モエ・エ・シャンドンのワイナリー

写真③ ヨウントビルの街並み

写真④ 街角のオブジェ

写真⑤ オシャレなレストラン