沖縄本島からさらに南に約430㌔、サンゴ礁が広がる石垣島
(石垣市)の海をこよなく愛する民間ボランティア「海Loveネット
ワーク」(代表・事務局長 中川久美子)。10年以上のビーチ
クリーン活動が高い評価を得て、今年(2018年)の「海の日」に、
晴れて「海上保安庁長官表彰」を受け、今後の大きな励みになった。
石垣島といえば、世界でも有数のサンゴ礁海域で国立公園にも
指定されているが、その一見美しい海や砂浜も海外からの漂着ゴミや
不法投棄ゴミ等で環境悪化が進んでいる。
そこで「まず自分たちにできることから始めよう」と立ち上がった
のが、本土から移住してきた女性サーファー数人で、以後活動の輪が
広がり、毎月の定例海岸清掃活動のほか、大規模な「海Love Love
フェスタ」を2009年から毎年1回開催してきた。
当初ボランティア実行委員6名から始まってそれが100人に、
そして趣旨に賛同した地域の人たちも巻き込み、さらに大きなうねり
となって官民一体となり1000人近い参加者となった。2013年
には「サンゴウイーク」に日本旅のペンクラブ会員23人も参加、
大いに汗を流した。
世界をグルグル巡る“地球ゴミ”。 年末にはハワイへ出かけて、
「ビーチクリーン交流」活動の輪がさらに広がる。
「海Loveネットワーク」では、ボランティア登録なども受け付け
ている。
問い合わせなどメールは umiloveyayeyama@ezweb.ne.jp
(会員 大塚勝久)
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