2017年12月1日金曜日

(181)里山に道を拓く<その14・師走>

 
日々日本晴れ!11月中旬にヒマラヤの山中からIG(デリー)国際空港へ向かう、
建物も滑走路も見えず強烈なスモッグで、ドーンと突然の着陸は心臓に悪い。


 空港から車でニューデリーのコンノートプレイスに向かう。

 三輪車、ポンコツ、・・・ベンツなど新車、大小、入り混じった車が5つの車線
など無視したまま、7、8列が我先へと割り込み、渋滞ではなく駐車場化してい
。タクシーは渋滞になると熱気と臭がこもり、窓を開けると頭痛と吐き気に襲わ
れてくる。

 大都市デリーは車で満杯、酸素が全ての車に吸い込まれていそうだ。BBCを見る
と排気ガス、工場、農家の野焼きが重なり、北京、上海のスモッグにも勝るようだ
と伝えていた。

 我が里山の間伐への作業路も着々と進み、この新道を歩くのが楽しみだ。

 杉林、竹林、雑木林を通りすぎると、各々の香りの移ろいを感じる。

 10月の列島縦断台風で各所作業道が崩れた。残る亀裂に水が流れ込むと傷口
が拡大するために復旧を急がねばならない。雪がくる前に。

      川崎 四日市 尼崎 煙に包まれた 半世紀前の我が列島 

           南十字星を仰ぐ 周おくれの群れ  Rp ฿   K NT$ ¥の札束

            いい土と水と空気と太陽を いただければ 

      今宵もグラスに森の精を注ぎ 至福を飲もう 

                       (会員 片岡一郎)
 
 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿