物事の正念場のことを、昔から「ここが、天王山」などと言います。その天王山は、
京都府乙訓郡大山崎町にあり、標高270メートルです。羽柴秀吉が、明智光秀を
倒した古戦場で、この戦いに勝利した秀吉は天下人に上り詰めます。新緑や紅葉
のシーズンを中心に、トレッキング客が多く訪れます。
大山崎町の町政施行50周年を記念して、住民らの「天王山をまもる会」では、
天王山に50回登り、登頂証明書を50枚(1枚100円)集めると、特製のグラスを
進呈するキャンンペーンを展開しています。
さて、「天下分け目」というと、「関ケ原の合戦」もあります。先日、岐阜県関ケ原
町と、大山崎町では、「どちらが、天下分け目の“本家”か?」とネット投票を実施し
ました。軍配は関ケ原町に上がりましたが、両方の町長は、互いを尊重して「和睦」
しました。 (会員 井上年央)
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