2018年3月24日土曜日

(209)忍者のまち、三重県伊賀市ぶらり

 このブログで、2月20日に、三重県伊賀市が「忍者市」宣言したことを紹介しま

した。その後、3月6日に、伊賀市を訪ねてみました。上野城の公園の中には、

伊賀流忍者博物館、いわゆる忍者屋敷があります。座敷の棚板が実は

隠し階段だったり、2階建てに見える建物の3階に忍者、なぜか赤い衣裳の

「くノ一」が潜んでいます。床板を1枚はずすと、中に刀と、マキビシが隠して

ありました。マキビシを踏むと、足の裏に刺さってイタソー!!

 伊賀鉄道「上野市」駅前にあるハイトピア伊賀の館内には、三重大学

国際忍者研究センターがありました。オット!トイレの表示も忍者になって

いました。

 さて、忍者屋敷の隣には、この地で生まれた松尾芭蕉(1644~1694年)

顕彰する「俳聖殿」があります。1942(昭和17)年に、芭蕉生誕300年

記念して建てられました。国の重要文化財の八角形の外観は、芭蕉の

旅姿を表しています。上層の屋根が笠、その下が顔で、下層は蓑と衣とい

う感じです。内部には、伊賀焼で作られた芭蕉像が安置されています。
 
芭蕉も忍者だったという説も。日本旅のペンクラブでは5月16日を

「旅の日」と制定していますが、この日は、芭蕉が1689(元禄2)年に

「おくのほそ道」旅立った日です。       (会員・井上年央)








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