旅人の大先輩といえば、「弥次さん喜多さん」でしょう。江戸時代、十辺舎一九
(1765~1831年)が書いた滑稽本「東海道中膝栗毛」の主人公、弥次郎兵衛と
喜多八です。2人は、お伊勢参りに出かけますが、道中、いろいろな出来事があり、
京都、大阪まで足を伸ばします。
物語では、弥次さんは駿河国出身で50歳。遊び過ぎて夜逃げし、江戸へ。やや
肥満の体形です。喜多さんは30歳。、弥次さんの家の居候です。
この2人の銅像が京都の賀茂川三条大橋の西詰にあります。三条小橋商店街
振興組合が1994年に建立しました。2人の銅像を見ていると、「旅は道連れ世は
情け」という言葉を思い出します。 (会員・井上年央)
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